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保温と共に、これからも
戦後まもない昭和22年(1947年)、焼け野原となった銀座5丁目並木通りのビルの一室から、熱絶縁工事会社として当社の歴史はスタートいたしました。「戦後の復興は電力にあり」との強い想いから、電力設備工事の請負に注力し、それは現在も当社の主要業務となっております。電力会社以外に、当時の進駐軍や肥料会社の断熱工事等も請け負い、その技術は現在の石油化学設備や貯油槽設備等に引き継がれています。
その後、高度成長期のエネルギー政策の後押しもあり、電力会社の発電設備をはじめ、製油プラントや化学プラント等の熱絶縁工事と順調に業績を伸ばし、インフラ産業の一員として日本経済の発展の一助を担ってまいりました。
品質の安定とさらなる向上とを目指し、2002年にはISO9001を取得、運用をスタートし、熱絶縁の技術を通じて、省エネルギー化、環境適応にも努めてまいりました。おかげさまで、当社の姿勢は多くのお客様のご支持をいただいております。
我が国の課題の一つに自給可能な資源が少ないことがあり、今後さらに「環境・社会・経済」においてサステナブルな経営が求められます。長年培ってきた経験や技術を伝承し、当社の目標である次世代につなげる新しい技術を実現し続けることで、熱技術のコンサルタントとしてエネルギーインフラへ適切なソリューションを提供します。
これらの企業活動を通じ、新時代の生活基盤を陰ながら支えることを社会的意義として捉えております。
先人たちの「冷めぬ情熱」は世代を超えて受け継がれ、当社は今年創立75周年を迎えることができました。
これからも、最高の技術力、妥協なき技術への取り組み、省エネルギー化に携わる企業としての社会的責任を果たすべく、”「保つ」を創造する”をコーポレートスローガンに、惜しみない努力を重ねてまいります。
代表取締役社長 岡田 秀樹